キャセイパシフィックの❛香港スタイル❜という情報サイトがとっても使えるのですが、そちらに文字通り唯一紹介されていた四川料理のお店です。

香港といったら、基本的には飲茶とか広東料理がやっぱり食べたいものの上位に入りますが、そればっかりだとだんだん飽きてきて別の刺激が欲しくなります。

刺激的な食べものといえば四川料理。

しかしながら、香港で四川料理の名店みたいなものは聞いたことがなく、お店の数もそんなには多くないようで。。

❛香港スタイル❜でも、紹介されていたのはほんとに１件のみ。

写真から、ちょっとローカルなお店な感じがしましたが、場所もすごいところにあります。

特に九龍島側にステイしていたら、こんな香港の山奥までなかなか来る機会はありません。ヒルサイド・エスカレーターを登って登って、米国の方々が立ち飲みしているバーを横目にひたすら奥地に入っていくと、まさに隠れ家のようにあります。ランカイフォンよりもっと先という感じです。

しかしわざわざ来る甲斐があります。最寄り駅は恐らく中環になり、そこから「最寄り」と言ってはいけないぐらい歩きますが、そんな立地にありながらキャセイさんが紹介するだけのことはあり、食事がとっっても美味しかったです。

特にこのCrispy Egg Plant・・・云々というお料理が、信じられないぐらい美味しいです。持って帰って家族に食べさせたいレベルです。

１品の量がそこそこ多いので、２人だとたくさん頼めなかったのが残念ですが、上記のクリスピー茄子の他、くらげの前菜と、タイガーエビのチリソースのようなものを頼みましたが、どれも花丸です。

それからこの不思議な気分になれる店内。

また辿り着く前は半ば文句を言いながら登ってきたヒルサイド・エスカレーターも、実は旅行気分を盛り上げてくれるものでした。今回の旅行はあまり観光をする気がなくて、ホテルでマッサージして、ホテルで食事して、ホテルで飲んで、ほとんどホテルライフで終わりかけていたので、『唯一軒』に来ることが唯一の観光みたいな感じでした。

ちなみにローカルと言いましたが、「日本人観光客向け」ではあまりないという意味で、ローカルでも全然ありません。場所柄もあり、やはり西洋の方に好まれてる感じでした。

香港も格差が激しくて、ローカルすぎるお店はちょっと衛生的に気になることもありますが（特にお茶に使ってるお水が、明らかに水道水だったり・・）、そういったこともありません。

というわけで、飲茶に飽きたらぜひ♡

お肉が感動的に美味しいのと、全席カウンター＋目の前に置かれた鉄板にお店の人が半つきっきりで丁度良い加減にお肉を焼いてくれるところとか。。

レモンサワーのようなものが金魚鉢で出てくるところとか。。

完全昭和な店内とか、とにかくツボだらけ。

でもこういう東京人からしたら不思議な、魅力的な、入ってみたいお店が片っ端から何万件と並んでます大阪すごい！

ちなみに「坂上コース」というのがどうやら定番ぽくて、これを頼むと下記のメニューのお肉を次々とお店の人が焼いてくれて、絶妙な焼き加減に仕上がったらもやしの上に乗せてくれます。

大事なのは、このもやしに良い感じにお肉の旨味がオンされるので、適当なところで食べてよいとうことです。

というのも。

私たちはこれが何か土手のような役割を果たしているのだと思って、お肉を完食するまで食べずに待っていたところ、店員さんが鉄板ごと下げたのでてっきり、お皿にでも映して持ってきてくれるのかと思ったら。

しばらくしても出てこないので「あのもやしは。。」と聞いたところ、「捨てました」とあっさり言われましたー(>_<)

とうわけで、食べ物の恨みは大きいので、旅行が終わるまで「あのもやし・・」と文句を言っていましたが、にも拘わらず次も絶対また来たいと思うほど美味しいお店でした♡

『OZONE』に飽きたら、お隣Wの『WOO BAR』がお勧めです。

W HOTELはスターウッド系のデザイナーズホテルで、とにかくスタイリッシュ。

WOO BARは台北でも人気があります。

リッツカールトンから建物内で繋がっているので移動もかんたんですし、その道程もエンターテイメントな感じです。

リッツカールトンよりこじんまりしていますが、センスはこちらの方が良いかと思います。

『WOO BAR』に到着。

だんぜん『OZONE』より品格があります。DJが入っていますが、会話をいっさい邪魔しない絶妙なボリューム。

これは隠し撮りなのでまずいかな？？

でもウェイターさんが皆かっこよくて、特にこの方が映画みたい様になっていたのでどうしても載せたい！お許ししてほしいです(>_<;)。

世界一高いバー。

HEIGHTもPRICEも❛バエ度❜も高いです。＠１１８階。

この感じはどこかで見たことあるんですが、思い出せません。一昔前にロンドンではやったレストラン『SKETCH』も彷彿させます。

ここはやはり土曜ではなく金曜か普通の平日に行くのが良いかもです。旅行だと週末をかけがちではありますが、せっかくの夜景も土曜は半減。。

とにかくバブリーなのは内装だけで、客層がけっこう微妙でした。

ちなみに夜景の見えるテラス席は煙草の匂いがすごすぎて、３分が滞在できる限界です。

その上たぶんこれは、土曜だけのせいではないかもしれません。香港島までちょっと距離があって、正直東京の夜景と比べてしまうと別にわざわざ見に来る夜景でもないです。

夜景だったら香港島側にあるSEVVAの方がだんぜん迫力あります。金融街が目の前に迫るSF体験ができます。

香港の夜。

というだけで、なにか特別な響きがあります。

尖沙咀の土曜１９時。どこからともなくわらわらと人が集まってきて、街全体がお祭りの開始みたいな興奮に包まれています。

旅行らしい特別なことをしなくても、非日常感が充分に満喫できるところが香港の良いところ♡

こちらはミシュラン２つ星の上海料理店『イエシャンハイ』。香港の有名店は１か月以上前から予約がいっぱい、というのがよくあることですが、そういった意味でも『イエシャンハイ』は穴場的で、思い立った時に比較的予約が取りやすい、というのがお勧めのポイント。

もちろん予約が取りやすい上に、お料理やサービスのクオリティも一流で、マルコポーロ香港ホテル内にあり立地も最強です。

訪れるのは今回２度目になりますが、何を頼んでも全て美味しくて、これまでの時点で外れなしです。

この後飲みに行く予定があり荷物になるから今回は買わなかった調味料類のXO醤とか豆板醤を、次回はぜひ買って帰りたいです。

香港は３度目ですが、来るたびに新しい感じがします。宿泊は前回もお世話になったIntercontinentalですが、大地のエネルギーが集結する「龍穴」となるヴィクトリア湾の畔に面し、風水的にも最強の場所にあるこのホテルは、私的には香港で随一だと思います。

特にヴィクトリア湾にそのまま繋がっているかのように見える屋外プールが大好きで、夕暮れ時に香港島の夜景を見ながらジャグジーに浸かるというのが至福の時間です。

このプールのへりに頭をのせて建物を上目に眺めながら、「毎年こよう」と前回も誓ったのですが、２年空いてしまいました。

普段忙しい人はわりと忙しい時間を愛してるものなので、旅行に来ても結果アクティブになりがちですが、ここに来ると強制的にゆっくりすることができる気がします。

お部屋も広めなのと、バスルームの横長に大きいライト付きの女優ミラーが好き♡

昼間おでかけして、夕飯の前に一度ホテルに戻り、そこで優雅にMAKE UP＆DRESS UPしてディナーに出かける時間がエキサイティングです。

昨年度末日をもって８年間勤めた会社をついに辞め、４月より本格的に独立の準備を開始したところです。というわけで、「じぶんおつかれさま」旅行で香港に行ってきました☆

朝早すぎて、ANAラウンジ貸し切り状態です。第５サテライトの方はが窓があって第４より圧倒的に居心地よいし、混雑してない朝一番の空間は清々しくてもっとよい。

と思った矢先、あっという間に大混雑して残念な感じになっていました。いろーんな感じの人がいてちょっとお行儀悪かったりして、ほんと残念な感じ・・・(;_;)

NQコードシェア便になりますが、CA様がとても心遣いあって素敵でした。

快適な空の旅を☆